今年も夏休みが来る前に、親が読んでみました。
読書感想文課題図書
お兄ちゃんは、2年生なので、今年も低学年用課題図書です。
全国的に小学校で募集される読書感想文は、青少年読書感想文全国コンクールです。
毎年、ゴールデンウィーク頃に課題図書発表されます。
図書館で借りてきた本を、お兄ちゃんには、感想文の本だとは伝えていません。
親の私だけ感想文の本として目を通してます。
『どこからきたの?おべんとう』鈴木まもる
お母さんが作ってくれたお弁当。美味しいお弁当の中身は、どこからやってきて、どうやって食べられるようになったのか? わかる?
お弁当と一緒にお母さんからお手紙入ってました。
卵焼きが出来上がるまでが、鶏がたまご産んで…説明されています。
お兄ちゃんの感想:なんかしつこい話や…
確かに若干くどい感じがしました。
好きな食べ物のでき方などに興味がある子にオススメです。
『みずをくむプリンセス』スーザン・ヴァーデ
アフリカで、あさはやくおきて、ずっととおくまで、水を汲みにいく少女の話です。
蛇口をひねると水が出てくるのが当たり前の日本で住んでいる子どもには少し想像が難しい話です。
『そのときがくるくる』すずきみえ
みんな、きらいな食べものがあるよね。無理してでも食べる?残してしまう?
今はきらいでも、いつかおいしく食べられるときがくるっていうけど、そんな時くるの。
お兄ちゃんの感想:食べられる味付けと食べられない味付けあるよね。
そうなんだね。小さく刻むと食べられるけど、大きく目立つとムリと思うのあるよね。
比較的、自分の体験と重ね合わせることができるので、感想が書きやすいかもしれません。
読み物の範囲に入ると思うので、1人で読めるかがポイントです。
『あなふさぎのジグモンタ』とまながまい
「あなふさぎや」とは洋服にあいてしまった穴をふさぐ仕事です。穴をふさいで使えても、新しいのを買ってしまう。古いのなんて嫌だ…
穴ふさぎ屋の仕事ってもう古いのか?
穴ふさいでまで着る服って子どもに分かるかなぁ。自分が着ていた服を弟に綺麗にしてもう一度着てもらう。そんな体験が有れば感想も書けるかなぁ。
お兄ちゃんはどの課題図書で感想を書くのだろう。去年は、自由図書の方を選びました。
家にある馴染んだ絵本を読み直して、感想文を書き上げました。
感想を考えるというより、文字を書くことが大変でした。
今年も、親子で取り組む課題になりそうです。
因みに、この4冊でお兄ちゃんが興味を持って手に取ったのは、一口感想のある2冊だけです。
それも、読み聞かせのみ。
普段から図鑑しか読まないお兄ちゃんですから、仕方ありません。
でも、教科書の音読とかは初見でも結構しっかり読めているのでびっくりです。
あまり無理に読書を進めなくていいかなぁと思っています。
読みたい時がくれば自分でもっと読むでしょう。
余談ですが、
私、自分の親が読書しているところなんて子どもの頃見たこと無かったですから。
仕事や子育てで忙しかったのでしょうが。
それでも、私は最近少ないけど、独身の頃はかなり読んでました。
私の姉もかなりの読書家です。
子どもに本を読め読め言うのは辞めました。
そして、赤ちゃんから読み聞かせ頑張っても、誰もが自分から本を読める子には育たないことが分かった〜。
読書感想文がスラスラ書ける本(小学1・2年生) [ 上条晴夫 ]