もうすぐお兄ちゃんが小学校に入学して初めての夏休みです。
短縮されることになっても、きっとこの宿題はあるはずです。
読書感想文
読書が好きでも、感想を言葉に表すって難しいです。
私は苦手です。書評とかブログに書ける人とか感動しちゃいます。
お兄ちゃんなんてまだ1人で本読めないよ。
ひらがな書くのも辿々しい。
こんな1年生に読書感想文の宿題出すなんて鬼だよ!
と思ってしまいます。
とりあえず、出るか出ないが分からないけれども、私が読書感想文用の課題図書を4冊読んでみました。
課題図書図書とは何なんでしょう
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書というのが、一般的な考え方です。
全国学校図書館協議会|青少年読書感想文全国コンクール|第66回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書【書影・改題付き一覧】
夏休み後に提出した読書感想文は、先生が読んで、クラス代表や学年代表を選らび、学校代表として都道府県のコンクール全国コンクールに出されます。
そんな先のことは何も考えずに、読んだ本の感想をしっかり書けたらいいなあと思います。
読書感想文は課題図書から読まないといけないと思われがちですが、募集要項には、課題図書部門と自由図書部門があります。
なので無理して課題図書を読む必要はありません。
過去の課題図書を選んだ場合は自由図書部門になります。
他学年の課題図書を読んだ場合も自由図書部門になります。
2020年課題図書低学年の部4冊です。
4冊とも図書館で借りています。
絵本の2冊は読み聞かせしましたが、読物の2冊はしてません。
『おれよびだしになる』
タイトル通り、男の子が相撲のよびだしになるなるまでのサクセスストーリーです。
相撲界のことはよく知りませんが、呼出という仕事の人も相撲部屋に入るとか、相撲の土俵作りも呼出の仕事とか、大人の私でも知らないことが分かって楽しい絵本でした。
感想文を書く時は、将来の夢とかあれば絡めて書くも良いと思います。
『ながーい5ふんみじかい5ふん』
大人の5分と子どもの5分同じ5分なのにどうしてこんなに感じ方が違うんだろう。
大人の用事をしていると子どもは直ぐにまだー?ってなります。子どもが楽しく夢中になることは、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
どんな子どもでもそんな体験はしたことあるのではないでしょうか。
感想文に書く時は、待ちの5分とアクティブな5分の違いの体験談を書くと良いと思います。
『タヌキのきょうしつ』
長谷川さんの可愛いタヌキの絵だと思ってよんでみたら、途中から雲行き怪しく……戦争の事を考えるお話にすすんでいきました。
戦争と平和について考える事はとても良い事だと思いますが、低学年では少し難しく思います。
感想文を書く時は、身近に戦争体験談を話して下さる祖父母がいるのならその話も聞いてから書くことも良いと思います。
『山のちょうじょうの木のてっぺん』
タイトルからは、山登りの話かと思いましたが、友達の家の老犬を看取るお話でした。
活発な男の子と内気にな男の子、コチョコチョで笑わすつもりが、全くいつもと様子が違います。飼っている老犬が死にそうだから、いつもそばにいてあげたい大切な友達だから。
感想文を書く時は、家で飼っているペットがいれば絡めて書くことも良いと思います。
子どものジャケ読みならどれなんだろう
お兄ちゃんに表紙だけ並んべてどれ読みたい?と聞いたら『ながーい5ふんみじかち5ふん』を指さしてました。
長谷川さんの絵を選ぶかと思っていましたが、余り興味ない感じでした。
ある意味よかったです。
私も息子に課題図書の4冊から選び、読んで感想を書かせるのであれば、『ながーい5ふんみじかち5ふん』でしょう。
例年より短くなる今年の夏休み、今から準備していくことも必要かと思いました。
きっと僕まだ読めない……ってなるんだろうね。
最後に、夏休みの課題図書は、例年5月ごろ発表されます。
図書館で本を借りて済まそうと思われる時は早めに行動することです。
夏休みに入ってからだと、予約しても期間中に回ってこない事も多々あります。