洗濯槽クリーン

先日、我が家の脱衣場が水浸しになった事はご存知の方も多いと思います。

 

 

tojun.hatenablog.com

 

少し気持ち良くなったので、洗濯機の中も掃除してみました。

ウチの洗濯機は、家中の家電製品で1番年季が入ってまして、いつ買い替えになってもおかしくないのです。よって洗濯槽も定期的に掃除してあげないと洗濯物が洗濯したのに汚れてる?という最悪な事が起こります笑

 

 それは!洗濯槽にカビが生えているからです。

 

★洗濯槽はなぜカビが生えるのか


カビは、空気中にどこにでも漂っています。
目には見えないけれど、カビの胞子が空気中に浮いているのです。カビがいることは自然なことです。そのカビがあちこちに付着して、発育条件がそろうと芽を出します。

カビは温度が25度~30度、湿度が80%以上で栄養分があるところによく育ちます。しかも風通しが悪いとよく増えます。

洗濯機の中は、温度、水分、栄養分がそろっていて、カビには一年中絶好の環境なのです。

カビは湿度75~100%でよく増えます。洗濯が終わったあとに洗濯槽に残る程度の水気は、カビの繁殖にはとても都合がよいのです。

洗濯のときに溶け残った石鹸や洗剤、服に付いていた食べ残し、水垢などがカビの栄養分になります。

 

★洗濯槽どうやって洗うのか

 洗濯槽を掃除するには市販の洗剤を利用するのが便利です。。
洗濯機掃除に使える洗剤には、以下のようなものがあります。

・塩素系クリーナー


酵素系クリーナー


重曹

 

洗濯機クリーナーは、塩素系と酵素系に分けられます。どちらも洗濯機を洗浄する効果が高いですが、価格の安さと安全性では重曹を使う方法もあります。

 

☆塩素系クリーナー
強い殺菌効果があり、カビを分解して除去してくれます。見えないカビ菌もしっかりと殺菌してくれるため、もっとも効果の高いクリーナーです。
ただし、「混ぜるな危険」の注意書きの通り、酸性のものと混ざると有毒なガスが発生するので、取り扱いには気を付けなければなりません。

 

酵素系クリーナー
過酸化ナトリウムが主な原料で、強い発泡力があり、その泡でこびりついたカビを根こそぎ剥がし落としてくれます。洗浄後は取れたカビが目に見てわかりやすく浮いてくるので、カビが取れた実感がわきやすいです。
殺菌効果は塩素系には劣りますが、使用しても衣類へのダメージは少なく、洗剤独特の臭いも少ない点が魅力的です。
ただし、剥がれて浮いたカビを途中で取り除くという作業が発生するため、洗濯中に蓋を開けられないタイプのドラム式や二層式では使用できない場合も。使用前に洗濯機の取り扱い説明書をしっかり確認する必要があります。

 

重曹
酸性のカビを剥がす効果があり、消臭効果も期待できます。何より体に優しい成分でできているので、安心・安全な点がおすすめポイントです。
その分、塩素系や酵素系のクリーナーに比べると殺菌効果は弱いです。また、酵素系と同じで取れたカビが分解されずに浮いてきてしまうので、酵素系の洗剤が使用不可な洗濯機では使わない方がいいでしょう。
汚れをためないように、こまめに洗濯機のお手入れをしている方には一番おすすめです。

 

洗濯槽を掃除するにあたって、まずは、ゴミポケット、洗剤投入口等をきれいにしましょう。汚れが落ちづらい場合は、台所用中性洗剤と使い古しの歯ブラシを使ってこすればきれいになります。
洗濯槽のクリーナーが届きにくいパッキンや蓋の裏側、溝を雑巾で拭きましょう。

洗濯槽クリーニング

酵素系クリーナー&重曹を使った掃除方法

洗濯槽掃除に酵素系クリーナーか重曹を使う場合、どちらを使っても掃除の手順は同じですが、洗濯槽の掃除には半日かかるので、時間には注意が必要です。
朝の洗濯が終わった直後のお昼くらいに行えば、翌日の洗濯に支障がでないでしょう。

①ゴミポケットを外す

②お湯を溜める
40~50度のお湯がもっともクリーナーや重曹の成分が働く温度です。ただし、洗濯機によっては耐用温度が低い場合があるので、取り扱い説明書を確認の上温度を決めてください。

水でも十分に効果があります。お湯または水は洗濯機の満水の位置まで溜めてください。

③洗剤を投入する
酵素系クリーナーならパッケージに記載された既定の量を、重層なら1カップ(粉末で200g)を洗濯槽に投入します。両方とも、汚れがひどい場合は多めに入れても構いません。
④標準の洗いコースで洗濯機を回します。

⑤5~6分ほど回したら排水する前に洗濯機を止めて、そのまま2~3時間ほど放置します。放置している間に洗浄要素が働いて、どんどん黒いカビが浮いてきます。

↓これは半年ほど掃除していませんでした泣 見苦しい限りです。

洗濯槽クリーニング


酵素系のクリーナーを使うと洗濯槽の汚れがひどい時、溢れるくらいの泡が立ってしまう場合があります。そのときはいったん洗濯機を停止して、泡やお湯を洗面器ですくうなどして、水位を減らして溢れないように気を付けてください。

⑥ゴミを取ります。

100均で売っている小さい魚掬い網が役立ちます。
⑦洗濯機を5分程度回します。攪拌されて沈んでいたゴミやカビの塊も浮いてきますので、ゴミを網でを除去します。

⑧水が抜けた状態で、ゴミが底にあれば取り除く。
⑨もう一度、洗濯機を回す→ゴミを取り除くという作業を、ゴミが出なくなるまで繰り返します。目に見えるゴミがなくなったら、ゴミポケットをセットして洗いから脱水まで一気に行います。

すると取り切れなかったゴミがゴミ受けネットに溜まっているはずですので、それを捨てて掃除は完了です。

乾燥するまで蓋は開けておくようにしてください。


塩素系クリーナーを使った掃除方法
塩素系クリーナーを使う場合、汚れやカビは分解洗浄されるので途中でゴミを取る作業がないため、酵素系クリーナーや重曹を使用する場合に比べて手順は簡単です。

※どこかの記事で、塩素系は洗濯槽を傷めるので好ましくないみたいな話を読んだことがあるので、私は、面倒ですがいつも酸素系のクリーナーを選んで買っています。あれだけ汚れているなら塩素系の方がいいのでは?と思ったりもします。塩素系ならカビが分解されて、溜まっている水は見た目綺麗なんです。本当に綺麗になったのか不安になるくらい。

面倒でもやった感があるのは酸素系なのかも!!

 

★洗濯槽のカビは予防できるのか

カビ対策は、使用しないときはフタを開けて乾燥するように風通しよくしておく。

洗剤や柔軟剤の容量を守る。

月一を目安に定期的に洗濯槽クリーニングを行う

フィルターやゴミ受けなどをきれいにする

乾燥機能を定期的に使う(乾燥機能を使うことで洗濯槽全体から湿気を除去することができるので、カビ対策に繋がります。 )

一度業者に依頼して徹底的にきれいにしてもらう。

 

 

これから梅雨の季節もきます。

早めに洗濯槽をきれいにしておくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

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